東大VTuber愛好会のブログ

東京大学VTuber愛好会の公式ブログです。

UTVT VTuber界の振り返り 2020年3月編

こんにちは、東大VTuber愛好会です!

当会ではこれからVTuber界のイベント等を振り返る定期記事を毎月投稿することに決めました。
今回は3月の振り返りとして、会員が印象に残った出来事をピックアップしていきます。

※感想に一部ネタバレ等が含まれる場合がございますので、ご了承ください。

3/1 ガリベンガーVが1周年記念イベントを開催

【概要】
 「超人女子戦士 ガリベンガーV ヒロイン危機一髪!筋肉&妖怪大進撃!!」テレビ朝日「超人女子戦士 ガリベンガーV」1周年を記念した番組2回目のイベント。昼の部・夜の部に分かれて配信限定で開催された。
 イベントには電脳少女シロと小峠英二に加え、ゲストとして花京院ちえり・神楽すず・北上双葉、ときのそら・燦鳥ノム・周防パトラ(昼の部)、もこ田めめめ・金剛いろは・天神子兎音、キズナアイ・ミライアカリ・富士葵(夜の部)、その他おなじみの多数の先生方が出演。

【コメント】
 小峠英二、怪人の装いをした先生達、VTuberの女の子達、ボディビルの集団が同時にステージにいる画がカオスだった。(よーこん)

 小峠教官がずっと笑顔になっててオタクはずっと笑顔でした。子兎音様が500歳であることにちなんで小峠教官に500って呼ばれたり筋肉ムキムキお兄さんたちが筋トレしたりガリベンガーVらしくて好きでした。個人的にそらちゃんがジェスチャーゲームやっててめっちゃうれしかったです。(えい)

 思うがままにワイワイするVTuber、乗り気な先生方、一人正気を保ってツッコみ続ける小峠さんと終始ハチャメチャな感じが見ていてとても楽しかったです。それでいてしっかり為になる要素を含んでいるのも流石ガリベンガーV。
 夜の部でアイちゃんとシロちゃんがめっちゃ仲良くしてたのがグッと来ました。(うぇるあめ)

3/1 星街すいせいの3Dモデルお披露目&ライブ

【概要】
 全体ライブ「ノンストップ・ストーリー」で初登場した星街すいせい3Dのお披露目がYouTube上で行われた。全編ライブとなっており、オリジナル曲を含む多数の楽曲を歌い上げた。
 配信本編はこちら。
youtu.be

【コメント】
 良いカメラで動いてるすいちゃんが楽しそうで笑顔でした。天球もcometも生で聴けてめちゃめちゃうれしかったし配信でちらっと言っていたcometの踊りもかわいくて最高でした。ステージも光や反射の演出がきれいでよかった。すいちゃんは今日もかわいい。(えい)

 個人的に「comet」がめちゃくちゃ好きで、配信で踊りを練習していると言っていたので楽しみに待っていたら、ラストに歌ってくれたのでテンションが上がりました。
「Let's go!」の掛け声とフリが可愛かったです。(やよい)

 カバー曲の中では個人的に「共鳴世界の存在論」が刺さりました。クールすいちゃん。ラストのオリ曲「comet」を3Dになってステージで歌って踊る(かわいかった)姿はまさにバーチャルアイドルという感じでした。(R)

3/2 戌亥とこ3Dお披露目

【概要】
 絢香「Hello」の歌唱でスタート。定番のスクリーンショットタイムを挟み、リゼ&アンジュチームと尊&でびるチームによるポーズ対決企画が行われ、最後はAimerの「RE: I AM」で締めくくられるという、「歌に始まり歌に終わる」大変戌亥らしい構成。
 配信本編はこちら

【コメント】
 中盤のポーズ対決では、リゼアンの方が予想外にもセンシティブなオーダーを戌亥にしていて、それに渋々戌亥が応じる場面に3人の親しげな関係が垣間見えましたね。これで同期「さんばか」全員の3Dお披露目が終了。後に全員3Dでデビュー1周年を記念したコラボ生放送が行われました。こっちも可愛さと思い出満載でオススメです。(にわとり)

 ポーズ対決は個人的にみこでびの構図とシチュが天才か??という感じでした。圧倒的破壊力。ラストの「RE: I AM」は昨年4月に上げられた歌ってみた動画に勝るとも劣らない生歌で、戌亥の上手さが存分に感じられて良かったです。(R)

3/4 ときのそらミニアルバム「My Loving」発売

【概要】
 「My Loving」はバーチャルアイドルときのそらの2枚目のアルバム。ときのそらの”大好き”がふんだんに詰め込まれた全6曲が収録され、初回限定盤には2019年10月6日に行われた伝説の初のワンマンライブ「Dream!」Blu-rayが付属。

【コメント】
 そらちゃんの好きなものがいっぱい詰まったミニアルバムでした。表紙の私服はそらちゃんの好きなピンク色でかわいい。どの曲もそらちゃんの武器でもあるハイトーンがいかされていてとても良かったです。
 4曲目の「刹那ティックコード」はAZKiちゃんとコラボしてSorAZとして歌っていてアニソンのOPかと思うほどのかっこよさで大好きです。6曲目の「ゆっくり走れば風は吹く」の間奏部分には仕掛けがかけられていて、初めて聴いたときにはサプライズすぎて心臓バクバクして涙腺崩壊しました。ずるい。
 また、特典のBlu-rayで何度も「Dream!」を見ることができて、何度も泣いています...。(えい)

 名古屋で行われたアニゲーフェスの感想で、「刹那ティックコード」が強すぎると聞いていたので楽しみにしていたんですが、想像以上にカッコイイ曲で大満足でした。(やよい)

3/4 「Rain Drops」アルバムキービジュなど公開

【概要】
 にじさんじに所属する緑仙、三枝明那、童田明治、鈴木勝、える、そしてジョー・力一のバーチャルライバー6名から成る音楽ユニット「Rain Drops」。5/13に1stミニアルバム「シナスタジア」をリリースしメジャーデビューすることが発表されていたが、3/4にキービジュアルティザー映像が公開。

【コメント】
 にじさんじの音楽アルバムといえば、後述するオリジナルアルバム「SMASH The PAINT!!」が3/18に発売されたばかり。Rain Drops関連では、3/27には初回限定盤Bに収録されるカバー楽曲もTwitter上で発表されました。ますます加速するにじさんじの音楽活動に今後も目が離せません。(にわとり)

 モノトーン衣装の映える格好いいキービジュアルに期待が膨らみます。ティザー映像のBGMはじんさんが制作したとのことで、にじさんじの人脈の広さに改めて感嘆。(うぇるあめ)

3/5 Zepp東京公演中止組で配信

【概要】
 3/5はにじさんじ JAPAN TOUR 2020 Shout in the Rainbow!の東京公演が行われる予定だったが、政府からのイベント中止要請に伴い中止。本来ライブが行われるはずだったこの日に、出演予定だったリゼ・ヘルエスタ、戌亥とこ、アンジュ・カトリーナ、笹木咲、ベルモンド・バンデラスの5人で「にじさんじツアー自宅組」と題した配信を行った。
 配信本編はこちら

【コメント】
 わずか1時間弱の配信でしたが色々な感情を喚起されました。リハーサルの裏話に涙し、ベルモンド・バンデラス宛のラブレター対決でアンジュと笹木の怪文書にドン引きしつつも笑い、5人による唐突な「Virtual to LIVE」で強制的にエモさをぶち込まれるという構成はまさしくジェットコースターのよう。中止は仕方のないことですが、またいつか、5人でリベンジできるといいですね…!!(にわとり)

3/7 「にじさんじクイズ王決定戦」開催

【概要】
 黛灰と緑仙の企画により開催されたチーム対抗大規模クイズ大会。にじさんじメンバーからJK組・トリガー・OD組・SMC組・ポ三家・チューリップ組の6組が参加した。
 クイズ制作にはウェブメディア「QuizKnock」メンバーの川上拓朗さんが協力し話題となった。
 配信本編はこちら。
youtu.be

【コメント】
 川上さんはQuizKnockの動画内で緑仙シャツを着たりと以前からにじさんじファンなのは知っていましたが、今回のまさかの企画参加には驚きました。
 用意されたクイズは知識・にじさんじ愛・ひらめきの全てが問われるバラエティ豊かなもので、視聴者も一緒になって楽しめるような企画でした。とにかく作りが丁寧……!クイズを通してライバーの知的な一面が見えたり、各グループのユニークなつながりが見えたりしたのも面白かったです。(うぇるあめ)

 QuizKnockが問題を提供したということで、どんな問題が出題されるのか楽しみにしていましたが、にじさんじのことをあまり知らない僕でも面白い問題ばかりで良かったです。健屋ちゃんが持ち前の賢さで正解するシーンは格好良かったですし、りりむちゃんの問読みで押してしまう卯月コウも笑いました。
 余談ですが、実況ツイートで「QuizKnockの手加減具合w」のような投稿をいくつか見かけてちょっと面白かったです。難易度調整ばっちりでした。(やよい)

3/7 「TUBEOUT! Vol.3」開催

【概要】
 xRライブイベント「TUBEOUT!」の第3回目として開催された。東京・大坂の2会場で開催予定だったが、配信限定イベントに変更となった。
 イベントには、朝ノ瑠璃、AZKi、奏MiMi、獅子神レオナ、星乃めあが参加し、歌を披露した。

【コメント】
 VTuber界でも特に歌が上手い女の子たちが参加していたのと、配信イベントに変更になったので視聴しました。個人的な見どころは、瑠璃お姉ちゃんとめあちゃんによる「刹那ティックコード」のカバーと、トリのめあちゃんによる「Step up Super Star!!」でした。感極まって泣いてしまうめあちゃんには思わずもらい泣き。(やよい)

3/7 名取さなが「さなのばくさん。」を放送

【概要】
 名取さなの1stソロイベント「さなのばくたん。」が中止となったことを受け、急遽名取さなのチャンネルで放送が決まった生配信。イベントで発表する予定だった衣装や歌のお披露目に加え、3D配信でお馴染みのGB撮影会も行われた。
 配信本編はこちら

【コメント】
 オープニングのトークではいつも通りのBGMと軽快なトークで、安心して楽しく見ることができました。スクショ大会もさなちゃんの配信の雰囲気がそのまま動きに表れていて、めちゃくちゃ面白かったです。泣きながら告知をする場面もあり、こちらも涙ぐんでしまいましたが、「泣かないって決めていたのに」という言葉にはどこまでも視聴者を楽しませようとする覚悟が現れていてかっこよかったです。(やよい)

3/8 Altimate!!(パレプロ新ユニット)お披露目ライブが開催

【概要】
 Palette Project、通称パレプロは暁月クララ、七海ロナ、遠坂ユラ、藤宮コトハ、常磐カナメ、神菜コハネ、雨ヶ崎笑虹、江波キョウカからなるバーチャルアイドルグループ。
 パレプロ公式チャンネルにて行われているパレプロEXの評価により選出された七海ロナ、藤宮コトハ、神菜コハネによる新ユニットAltimate!!のお披露目ライブがREALITYにて行われた。Altimate!!はパレプロの前身であるAlt!!(暁月クララ、七海ロナ、遠坂ユラ)のオリジナル曲やボーカロイド系の曲を担当する。
 配信本編はこちら

【コメント】
 Alt!!時代の曲である「StAlt!!」で始まりAltimate!!として新たに披露した「Re:Myself」で終わる流れが完璧でぐっときました。「Re:Myself」はAlt!!でのオリジナル曲「Hello My Stage!」も制作した40mPさんが作詞作曲しており、新しく生まれ変わりつつ良いところは残すような歌詞で良かった。でも最後に新曲をもう一回歌ったのは流石に面白かった。(えい)

 普段から練習しているだけあって、歌はもちろん踊りもバッチリでした。踊れるグループは、こういったライブの際に映えていいですね。女の子が歌いながら踊ってる姿にオタクは弱い。サビ前のターンがめちゃくちゃ可愛いので、ぜひ一度見てほしいです。(やよい)

3/12 ちゃらんぽらん隊が卒業式を挙行

【概要】
 ちゃらんぽらん隊はあとり、一角、umaとえのき、オリーブ隊長の五人からなるVTuberユニット。通っている魔法学校の卒業に合わせてグループとしてのVTuber活動も卒業することを以前から宣言していた。
 卒業式は以前から親交の深かったMonsterZ MATEの2人とともに執り行われた。
 動画はこちら。
youtu.be

【コメント】
 紆余曲折を経つつも様々な活動でファンを楽しませ続けてくれたちゃらんぽらん隊と、それを見送る兄貴分のような存在のMZM。とかく「卒業」の2文字が辛いものになりがちなVTuber界において、このような笑いあり涙ありの愛に溢れた式を開いてくれたことに胸が熱くなります。翌日公開された1周年記念曲「魔法なんかじゃない」のカバー動画も前向きなメッセージを感じて大好き。
 卒業、本当におめでとうございます。(うぇるあめ)

 卒業を決めて、そこまで走りぬいた彼らの軌跡はきっと仮想なんかじゃない、かけがえのない経験だったと思います。その活動の最後も、変に湿っぽいものではなく、MZMの二人の無茶ぶりで笑顔のあふれるものになっていて、上手く言えませんが良かったです。
 素敵な楽曲、「魔法なんかじゃない」をありがとうございました。(やよい)

3/13 「にじメンプロデュース」第二回が開催

【概要】
 緑仙が台本を執筆するチーム(神田笑一、春崎エアル、エクス・アルビオ、黛灰、シェリン・バーガンディ)と飛鳥ひな(ひなP)が台本を執筆するチーム(ギルザレンⅢ世、三枝明那、加賀美ハヤト、不破湊、グウェル・オス・ガール)に分かれ、どちらが審査員(遠北千南、ニュイ・ソシエール、健屋花那、白雪巴)の心に響いたかを競うボイスドラマ配信。
 ディレクション入り台本付きボイスは配信日から2週間の限定販売(現在は販売終了)。
 事前の抽選会はこちら、配信本編はこちら、本編後のアフタートークこちらから。

【コメント】
 まず、本当に参加者の声がいいし台本がいい。個人的なお気に入りは黛灰の「サッカー選手」とシェリン・バーガンディの「政治家」ですが、他の8人のボイスも本当に悶えました。審査員に女性ライバー4人が呼ばれていることからいわゆる「乙女向けコンテンツ」とされているようですが、リスナーの性別を問わず審査員と一緒に限界化できるいい配信です。本当に黄色い声出ますよ。アフタートークでは、エクス・アルビオのリテイク話や神田笑一の一発完パケ話など、裏話が色々と聞けて面白かったです。(にわとり)

3/13-15 「somunia fanart展」開催

【概要】
 GALLERY WATERにて開催される予定だった展示会と同期間に、YouTube上でsomuniaの楽曲をBGMに、ファンアートの展示会が開催された。最終日にはニューアルバム「niaby」の発表もあり、「fable in sleep」の様々な解釈を提示した。

【コメント】
 上手なファンアートをまとめて見られて眼福だったのはもちろん、時折somunia本人が現れたり、歌を披露してくれたりと長時間でも飽きない内容でした。「twinkle night」が聞けて嬉しかったです。(やよい)

3/13-15 48時間ノンストップ生放送「音楽を止めるな」

【概要】
 ホロライブプロダクションのバーチャルシンガー・AZKiのチャンネルにて行われた企画。
 VTuberからあらかじめ募ったオリジナル楽曲のMVをランダムでノンストップ再生するというシンプルなもの。有志のセットリストによると実に279曲ものMVが集まった。

【コメント】
 とにかく楽しかったです。曲調も手法もバリエーション豊かな楽曲群を、同好の士と集まって聴くというのは良いものでした。知らない曲を知る場としても優秀で、ここで登録者数を大きく伸ばしたチャンネルも多く見受けられました。個人的には渚乃奏さんが話題になってたのが嬉しい(MVの壮大さから地主って呼ばれてたのは笑った)
 "DJ RANDOM"と呼ばれたランダム再生も、時にはまるで人が入っているかのような繋ぎを、時には変化のめまぐるしい予想外の繋ぎをというランダムならではの選曲で面白みがありました。これが成り立つのは1曲1曲すべてに力がこもっているからに他ならないと思います。
 コメント欄のファンは熱心な方ばかりで、積み上げられた作品とそれを愛する人々が織りなす「V音楽」の文化の熱量を大いに感じました。ハチャメチャに楽しいし有意義だったので是非ともまた定期的に開催してほしいです……! (うぇるあめ)

 まだ知らないVTuberや曲に出会えた、そして既に知っていたVTuberや曲を更に好きになれた企画でした。曲数にだいぶ余裕がありループが行われたため、機材トラブルも大きな打撃にならず、前日に聞き逃してしまった曲も翌日に聞けた(逆に同じ曲を複数回聞けることも)のはとても良かったです。今後も開催されることがあれば、登場するVTuberが更に増えていくといいですね。素晴らしい企画をありがとうございました。(R)

 いろんなVTuberの楽曲に手を出したいという思いはあっても、検索して、見つけて、と行動に移すのに一歩足が出ない状況だったので、こうして見てるだけでインプットされる場があって良かったです。個人的にはmemexの「Cloud Identifier: 集合知に偏在する残滓による自意識の再構成」がカッコよくて、出会えて良かったと思いました。映像一発撮りってマ~~?(やよい)

 寝る前に聴いて聴きながら寝て起きたら聴いてて知らない曲も知れて音楽三昧になれてうれしかったです。個人的にはスパチャDJで初めて聴いた「拡散性マジョリティ」でテンションぶち上げるのが楽しかったのと、DJランダムの「魔法なんかじゃない」→「.NEW WORLD」→「いのち」→「My Dears」のつなぎが神で家でひとりやばいやばい言ってた。(えい)

3/17 IRIAMの大型アップデート

【概要】
 バーチャルライバーの生配信プラットフォームの1つ「IRIAM」が大規模アップデートを実施。通信料や発熱、電池の消費が軽減したことに加え、生配信の遅延がわずか0.1秒にまで短くなり、世界最速の生配信プラットフォームとなった。

【コメント】
 以前から遅延の短さは他のプラットフォームに比べても抜きんでていたとは思うんですが、今回のキャッチコピーに「現実より速い」というのがあって、何事かと思って無意識のうちにアップデート情報を開いてしまいました。遅延が0.1秒なので、37m以上離れた相手と話す場合はIRIAMを介した方が速いという内容だったのですが、興味をそそる見出しですよね。(やよい)

3/18 にじさんじオリジナルフルアルバム「SMASH The PAINT!!」発売

【概要】
 にじさんじ所属のライバー総勢22名が参加した12曲が収録されているオリジナルフルアルバム「SMASH The PAINT!!」が発売(全曲クロスフェード映像はこちら)。初回限定盤には、缶バッチのほかに昨年12月のライブ「Virtual to LIVE in 両国国技館2019」の模様が一部収録されたDVDも付属。

【コメント】
 とにかく参加したライバー陣も作家陣も豪華で、全曲ハズレ無しの名盤です。にじさんじという「箱」がこれまで辿ってきた軌跡を振り返りながら、まだ見ぬ次のステージを見据える1枚。どのタイミングでにじさんじリスナーになったかを問わず、ファンの方全員に聞いてほしいですね。全ての曲に関する個人的な感想はここではとても書ききれないので、リンク先に書いてしまいました。興味のある方は是非。(にわとり)

3/19 「ぶいおん!! SAKURA MUSIC LIVE」が開催

【概要】
 REALITYにて配信されているオーイシマサヨシとKMNZのLITA、LIZが司会を務める音楽番組、「ぶいおん!!」のライブに特化した番組、「ぶいおん!! SAKURA MUSIC LIVE」に鈴代ことね、鈴代つきね、響かさねからなるシンガーユニット「CocoTsuki」、星街すいせい、アメノセイが出演した。
 配信本編はこちら。
youtu.be

【コメント】
 乗りに乗っている歌うまVTuberが集まった感じで聴いていてずっと楽しかった。途中の告白タイムはシチュエーションは謎だったものの視聴者としては告白されることは滅多にないので非常に助かった。最後の合唱も春っぽくてかわいかったです。(えい)

3/21 パレットカンパニー仮 + 日本烈島がリレー配信を放送

【概要】
 Palette Project、GEMS COMPANY、まりなす(仮)のメンバーをシャッフルしたトーク・歌配信と、同日に開催されるVILLSで共演する予定だったまりなす(仮)と日本烈島のの企画、城乃柚希の生配信、パレプロEX、そしてまりなす(仮)の音楽ライブ配信をリレー形式で行った。
 パレプロから暁月クララ・雨ヶ崎笑虹・江波キョウカ・神菜コハネ、GEMS COMPANYから有栖川レイカ・一文字マヤ・城乃柚希・奈日抽ねね・水科葵、加えて日本烈島・キミノミヤ・とりいPとまりなす(仮)が参加した。
 配信本編はこちら

【コメント】
 すべての配信を合わせると、時間がお昼の11時30分から夜の21時30分までの10時間という盛りだくさんのリレーでした。どのグループも、次世代を担うであろうアイドルばかりなので、コラボを見て今まで知らなかったグループにも興味が湧くともっともっとVの世界を楽しめるようになるんじゃないかと思います。パレプロから参加したキョウカちゃん・コハネちゃん・笑虹ちゃんはパレプロの新入りなのですが、積極的にコラボに出演していていいなと思いました。特に方言クイズでは出身が近いキョウカちゃんとねねちゃんの絡みがてぇてぇかったです。
 まりなす(仮)のライブでは、まひろちゃんの復帰が発表され、驚いたのと同時に4人のパフォーマンスが見られることに嬉しくなりました。「WONDERLAND」の最初のフォーメーションが見られた時はちょっとだけ涙ぐんでしまいました。また、コンビ曲の「ポラリティ」の披露はしばらく無かったと思うんですが、ここで聞くことができて良かったです。(やよい)

 今までにないぐらい大規模なコラボ配信リレーで、イベントが中止になっている時期に楽しい配信をやっていただけて沢山楽しめました。別グループとコラボする機会は少ないと思うので、このような企画があると別グループの子にも興味を持てたり存在を知ることができたりしたので良かったと思います。
 最後のまりなす(仮)ライブではまひろちゃんが復帰してきて、再び4人での歌やダンスが見れて嬉しかったです。(えい)

3/21 「以心伝心有灵犀 -Borderless Live 5G-」開催

【概要】
 「以心伝心有灵犀-Borderless Live 5G-」は、5Gと最新のVR技術を用いた、日中同時の音楽ライブイベント。
 一翔剣、Tacitlyのキリンとシーに加え、ゲストとしてKizuna AI、YuNi、泠鸢 (yousa)が参加した。また、配信限定となったことを受けて、多くのVTuberが同時視聴を行った。
 動画はこちら

【コメント】
 リアイベにも行こうと思っていたんですが、残念ながら配信限定になってしまったので自宅で視聴しました。360°動画でのライブストリーミングも行われていて、普段の音楽ライブとは違った見方ができたのが面白かったです。『直感×アルゴリズム♪』の曲では「你好」が一番好きなんですが、1期の曲なので流石にTacitlyとしては歌わないかなと諦めていたところに「你好」のイントロが掛かって思わず声が出ました。
 同時視聴枠が直前になって大量にできていたので何事かと思っていたら、観客の代わりに同時視聴をしている様子が映ってめちゃくちゃ笑いました。流石に予想できない。(やよい)

 最新のVR技術ということで何が起きるのかワクワクしてたんですが、歌の途中にYuNiちゃんが観客に近いところにワープしていて、現地で見たかったね~って思いました。新しい技術がより発展してより楽しめるのはありがたいことです。(えい)

3/22 星街すいせいがオリジナル楽曲「NEXT COLOR PLANET」のMVを公開

【概要】
 星街すいせいの3rdオリジナル楽曲として「NEXT COLOR PLANET」が投稿された。作詞は星街すいせい、作曲は「あんさんぶるスターズ!」なども手がける酒井拓也
 動画はこちら

【コメント】
 作曲がすいちゃんの好きなコンテンツにも参加している酒井さんなことにまずエモを感じました。また、作詞にはすいちゃん自身が挑戦したようで、「comet」の時も動画を作っていましたし、歌唱以外にも積極的な姿勢は僕たちオタクも見習わないとな……と感じました。2Aメロの「憂鬱そうだって コメットが流れたら Let’s show now」という歌詞が最高に好きです。(やよい)

 お洒落でポップな曲調とすいちゃんの綺麗な歌声の組み合わせが好きで、何度もリピートして聴いてます。3Dでのミュージックビデオは本人の動きが見えて嬉しいなぁ……(うぇるあめ)

 作曲を担当した方がすいちゃんの好きな「あんスタ」の楽曲も担当している方で、良...となってしまいました。楽曲のプロデューサーをした方がすいちゃんに作詞の挑戦を提案したようで、「このままじゃね 終われない(終わらない)」、「走りだそうよ 世界は変わるから」「明日は晴れるから」など、今までの軌跡がそのまま歌詞に登場していてグッときます。「スターの原石」という自己紹介をするすいちゃんですが、MVには原石ではなく加工した後の宝石が輝いていて、すいちゃんが様々な経験によって磨かれた宝石のようにキラキラ輝くアイドルなんじゃないか...と勝手にオタク解釈をして涙腺崩壊しました。(えい)

 軽快な音楽にすいちゃんの透き通った声が合いすぎる。3/1の3Dお披露目や、投稿後の誕生会で明らかになった曲作りの経緯もあって、「世界は変わるから」という歌詞には伝わってくるものがありました。誕生会で言われていたようにcometとも天球とも違う良さがある曲だと思います。(R)
 

3/23 にじさんじがpetit fleursオリジナル楽曲「ミラフル**」を公開

【概要】
 4/22に発売される,森中花咲・御伽原江良のユニットpetit fleursのデビューアルバム
「première fleurs」より収録曲「ミラフル**」がフル尺で公開。
 動画はこちら。
youtu.be

【コメント】
 作家陣が非常に豪華。TVアニメ『がっこうぐらし!』のオープニング曲「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」の詞を手掛けたくまのきよみが作詞、TVアニメ『ご注文はうさぎですか?』シリーズの楽曲を多数手掛ける大久保薫が作編曲を担当。強い楽曲と可愛らしい歌声の組み合わせは安定感があり、これから発表される楽曲も大いに期待できます。(にわとり)

3/25 緑仙がオリジナル曲「イツライ」のMVを公開

【概要】
 「イツライ」は昨年末のにじロックで突如初公開された緑仙のオリジナル曲。3/25にミュージックビデオが公開された。作曲はVTuberのぼっちぼろまる。
 動画はこちら

【コメント】
 緑仙のクールな歌声に合ったとても格好いい曲で最高です。ぼろまるさんありがとう。しかも普段間接的にしか知り得ない「仙河緑」としての学生生活をガッツリ描いた漫画付きなので緑仙ファンは死にます。僕は死にました。
 自らの学生生活や周りからの視線、曖昧になっていく自分の境界。彼/彼女がそれらをどう感じどんな思いを歌に乗せているのか……曲名は居辛いなのかIt's lie(緑仙の口癖)なのかその裏返しのIt's rightなのか……聴くたびにいろいろなことを想像させられますし、その不完全で人間らしい、それでいてこちらに全てを見せないミステリアスさを保った感じに惹かれます。「エヴァーグリーン」のキラキラした緑仙とはまた違った形で魅力が詰まった曲だと思います。(うぇるあめ)

 「そんなイツライ」の直前にはほとんど「真実」という単語が含まれることや、ぼっちぼろまるのセルフカバーのイラストがピノキオモチーフなのを考えると「イツライ」はIt’s lieなのかなと思って聞きました。押韻が気持ちよく、ダークな曲調ですが何度も聞きたくなる中毒性がありました。(やよい)

3/25〜 AR「fable in sleep展」開催

【概要】
 3/13から3/15まで、GALLERY WATERにて開催される予定だった展示会を、ARによって実現。ARアプリ「STYLY」を使うことで、インターネット環境がある場所なら期間中いつでもどこでも展示を見ることができる。

【コメント】
 ARでの展示会というのがバーチャルな存在らしい方法で、斬新で面白かったです。僕のオススメポイントはseimannuの「last night」です。普段のsomuniaとは違った衣装とカクテルのギャップに惹かれました。(やよい)

3/27 鈴原るる3Dお披露目

【概要】
 両国国技館で行われたライブで他を圧倒するアイドルステップを見せていた鈴原るるが、待望の3Dお披露目。
 配信本編はこちら

【コメント】
 配信開始早々ノコギリ鉈を持って化け物に挑んで行くという、なんとも“魔界美大生”らしい滑り出し。その後のスクリーンショットタイムでも持ち前の可愛さと恐ろしさを存分に発揮。最後は「恋」と「恋愛サーキュレーション」の歌&ダンスで締めくくられました(配信後ダンスを撮り直した「」と「恋愛サーキュレーション」の動画)。踊りがガチだし歌も上手くて可愛いし、恐ろしい子……。彼女の魅力が全面に出ていた最高の1時間でした。(にわとり)

3/27 さくらみこがオリジナル楽曲「サクラカゼ」のMVを公開

【概要】
 さくらみこのオリジナル楽曲「サクラカゼ」のMVがYouTubeチャンネルに投稿された。オリジナル楽曲はこれで2曲目となる。
 動画はこちら

【コメント】
 マイネームイズエリートの公開から1年近く経ち、そろそろ新曲が欲しいということで作られた楽曲です。マイネームイズエリートがさくらみこのキャラクター性を前面に押し出した自己紹介のような楽曲なのに対し、サクラカゼはこれまでの活動を振り返り、35P(※さくらみこのファンネーム)への感謝を綴った楽曲になっています。アニメやエロゲーのOPにありがちなさわやかな曲ですが、何回聴いても泣ける。本当に良い曲です。(よーこん)

 作詞・作曲はAZKiの「フロンティアローカス」やフブキちゃんの「Say!!ファンファーレ!!」を手がけるハムさん。1stの「マイネームイズエリート☆」とはガラッと変わってOP感のある曲調とエロゲ風の映像に、みこちゃんの好きが詰まっている曲という印象を受けました。落ちサビに映るメッセージからラスサビに入っていくあたりが好きです。(やよい)

 1stオリジナル楽曲のマイネームイズエリートとは全く変わった雰囲気の曲でみこちゃんの魅力をまた一つ知れた気がします。可愛い曲調にみこちゃんの耳に残る声がぴったりで春らしくあたたかい気持ちになりました。(えい)

3/29 PUBG大会「Legion Doujou Cup VTuber編」開催

【概要】
 PUBGのDUO大会「Legion Doujou Cup」のVTuber限定回。MCを渋谷ハル、実況をOooDa氏が務め、電脳少女シロ&レノボ・ジャパンのデビット・ベネット社長、ゆるニャン(花京院ちえり&北上双葉)、ChroNoiRの3組がゲストチームとして参加した。
 優勝チームはゆる杏子&秋雪こはく。
 配信本編はこちら

【コメント】
 やっぱりこういうワチャワチャした大規模PUBG大会は面白いなぁと久々に思いました。検問を仕掛けてまさかの返り討ちに遭うクロノワ好き。
 僕は雪杏視点で見ていたのでドン勝2回&優勝してくれてとても嬉しかったです。30-435-0-465という激しいポイント推移には手に汗握りましたが、大会常連のゆる杏子ちゃんは今回もベテランの判断と安定した実力を発揮していました。(うぇるあめ)

 僕は花芽なずなちゃんと天羽よつはちゃんのチームを見ていたのですが、なずなちゃんがガンガンキルを取っていくのが爽快で面白かったです。第3試合までは総合1位で、ハラハラしながらの最終戦。惜しくも逆転されてしまいましたが、久しぶりにPUBGの大会を見ていろんな視点でまた見たくなりました。(やよい)

3/29 ぽこピー主催の4時間放送「ぽんぽこ4」

【概要】
 休日の外出自粛のため、急遽決定した企画。お馴染みの「すべりそうですべらないちょっとすべる話」や、「伏見ガク王」、「自粛映画のススメ」など4つの企画を行った。
 ゲストに、えーちゃん・馬犬・富士葵、剣持刀也・伏見ガク・夕陽リリ、でびでび・でびる・ロボ子さん、響木アオ・舞元啓介らが参加した。
 配信本編はこちら。
youtu.be

【コメント】
 企画自体が直前に決まったものだったにも関わらず、上記のように所属を問わず多くのVTuberが参加してくれたという事実に、ぽこピーの人脈(V脈)の広さ・強さが表れているように感じました。
 最後の「パシフィック・豆」では、めちゃくちゃな指示を出す舞元・ぽんぽこ・視聴者と、それに振り回されるピーナッツくん、何も知らないアオちゃんに笑いっぱなしの企画でした。(やよい)

 「すべりそうですべらないちょっとすべる話」のコーナーでは普段からバラエティ番組を見たりして芸人さんを研究しトークを磨く葵ちゃんがちょっとすべる話をしていて流石だなぁと思いました。えーちゃんの特殊性癖の話では出演者も含め大爆笑でした。(えい)

3/30 名取さながオリジナル楽曲「PINK,ALL,PINK!」のMVを公開

【概要】
 「さなのばくさん。」にて初公開された、名取さなの2ndオリジナル楽曲
「PINK,ALL,PINK!」のMVが公開された。作詞・作曲は桃井はるこ、映像はぬヴェントス。
 動画はこちら

【コメント】
 さなちゃんがよくわからないダンスを踊っているのがめちゃくちゃに可愛かったのですが、映像の綺麗さにもまた驚きました。特にBメロの歌詞の出方が大好きなので、よかったら注目してほしいです。サビ前のコラ連打は名取らしくて笑ってしまいました。
 同時にMVや楽曲制作の裏話をインタビューするメイキング動画も公開されています。どこを工夫したのか、どういうコンセプトで作ったのかといった話をクリエイターの方々から聞ける機会は貴重なので、こちらもぜひご覧ください。見ないとグーのパンでポンだかんな!(やよい)

3/31 遠北千南がにじさんじを卒業

【概要】
 2018年7月にSeeds2期生としてデビューした遠北千南がにじさんじを卒業。3/31の21時頃から1時間ほど行った卒業配信(現在アーカイブ非公開)では、にじさんじの様々なライバーや家族に見守られながら、卒業理由について「新たにやりたいことができ、ライバー活動を続けると不都合が出てくる」と語った。

【コメント】
 卒業は昨年末に発表されており、卒業直前の3月は以前に比べて活動頻度を大幅に増やして、声劇や歌動画など多くの企画に参加して爪痕を残しました。「30sec. message to CHINAMI」(単体動画)と題し、にじさんじ内外のライバー・VTuber総勢46人によるメッセージ動画も飛鳥ひな・町田ちまとの最後のコラボ放送で初披露されました。多くの仲間や視聴者に見守られながら、最後まで笑顔を崩さずに卒業を迎えたことが印象的でした。遠北千南さんの将来に、幸あらんことを。(にわとり)


おわりに

 いかがだったでしょうか。こうしてみると様々な出来事が詰まった1か月であったと感じます。
 4月は始まりの季節。当愛好会も発信活動をこれから本格的に始めてまいりますので、よろしくお願いいたします。